光毒性試験

肌に接触する可能性がある商品に関して、紫外線が当たった場合の刺激性の有無を判定します。紫外線により刺激が増す可能性があるため、「日本人被験者を対象としたパッチテスト(24時間閉塞貼付、被験者20名以上、皮膚科医師による判定)が済んでおり、結果が「安全品」であること)が試験を受託する条件となります。

被験者 被験者基準を満たす日本人男女
被験者数 20名/30名/40名
試験期間 4日間(24時間閉塞貼付)
観察時期 貼付前、(24時間閉塞貼付後)剥離60分後(通常パッチ判定+紫外線照射)、剥離24時間後(通常パッチ判定+紫外線照射24時間後判定)、剥離48時間後(紫外線照射48時間後判定)
試験物質事例 香粧品
・スキンケア化粧品:保湿、肌荒れ、ニキビ、紫外線ケア、美白、シワ、たるみ、くすみ、くま
・メイクアップ化粧品:ベースメイク、ポイントメイク(口紅、アイメイク、マニキュア)
・ヘアケア化粧品:育毛、フケ防止、かゆみ防止、洗浄剤、トリートメント、コンディショニング・整髪剤
・ボディケア化粧品:洗浄剤、日焼け防止、手荒れ防止、スリミング用、血行改善用、かゆみ抑制、体臭防止、体毛ケア
・フレグランス化粧品:ボディケア、香水

ウエアラブル製品
下着、ブラジャー、靴下、サポーター、よだれかけ、ベビーカー部品、赤ちゃん用製品、エプロン、布団、生理用品、おむつ、ティッシュ、ウェットティッシュ、湿布、絆創膏、創傷被覆材、靴中敷、ゴム製品、手袋、シール、タトゥーシール、革製品など
検体の必要量 パッチテストの検体必要量は、約30gです。
不織布などのシート状の検体の場合、合計20cm×20cm程度、をお送りください(1枚でこの大きさになっていなくても、複数枚の合計でこの大きさになっていれば結構です)。

「定期パッチテスト」と「通常パッチテスト」があります。

「定期パッチテスト」は、複数社様での乗合実施にて予め定められた日程に行われるものです。検体数が少ない場合には合理的な料金で行えます。
「通常パッチテスト」は、依頼者様の検体のみ単独で実施するもので、ご依頼に応じて個別に日程を組みます。自社の検体だけでテスト実施したい場合、特殊な貼付方法・貼付部位をご希望の場合に対応いたします。また、検体数が多い場合には通常パッチテストのほうが割安となります。

定期パッチテストは、このサイトから試験予定を確認して申し込むことができます。
通常パッチテストの実行に関しては、お問い合わせから申込みください。