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♣ 保湿性解析 ♣
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ビジュアル解析
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数値解析
肌の保湿性は、
皮膚のバリア機能
に依存している。
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ビジュアル解析
・保湿化粧品の塗付前後比較
肌のキメ160倍画像
◆例1. 32歳女性 右頬
⇒
before
after
※前後を比較すると粗かったキメの落屑が整い、肌の保湿性が高まってきている様子がわかります。
・化粧品の塗付経時変化比較
肌のキメ160倍画像
◆例2. 33歳女性 右頬
塗布前
⇒
6週後
※6週後を見ると塗付前は剥がれかかって白く光って見えていたキメの落屑が整ってきている様子がわかります。
<検査使用機器>
・デジタルマイクロスコープ
CCDカメラ撮影風景
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数値解析
(ビジュアル解析の理論的裏付けとして数値解析を行う)
・水分蒸散量グラフ
皮膚のバリア機能の破壊が進むと肌からの水分の蒸散が進み、水分蒸散量が増加する。逆に、水分蒸散量の減少は皮膚のバリア機能が回復しつつあることを意味し、肌の保湿性が高くなり、キメ落屑が減少し、キメの整った潤いのある肌となることを意味する。
※ 水分蒸散量の測定は湿度・温度を一定にしないとデータにばらつきが出てしまい、測定できないと
されていますが、当研究所では測定環境に左右されない絶対蒸散量を測定できる装置により測定して
おりますので、正確なデータの提出が可能です。
皮膚のバリア機能とは...
皮膚角質層は、異物や水分透過に対するバリア機能の役割を担っている。皮膚の表面は角質層により
構成されており、角質層はそのレンガブロックのような角質細胞が15段くらい積み重なったものと想定さ
れる。そのレンガである角質細胞は、ケラチン繊維とアミノ酸、ウロカニン酸などのフィラグリンの分解産物
である保湿因子、種々のプロテアーゼなどによって構成されている。このようなレンガ、すなわち角質細胞
同士を結合している、いわゆるモルタルに相当するものが、角質間細胞脂質で、セラミドが50パーセント、
遊離コレステロールが25パーセント、遊離脂肪酸が13パーセ ント等で構成されているものである。
肌は老化により、細胞間脂質が減少し、水分通過に対する皮膚のバリア機能が低下し、水分の蒸散量
が増加し、皮膚の保湿性・弾力性を低下させる。その結果、シワの増加・キメの減少・肌のカサツキ等の
症状があらわれてくる。
<検査使用機器> 表面水分量・蒸散量測定装置・皮膚の表面油分測定装置
・SKD-1000/SKD-1000H
(発汗計)
・皮膚油分計(SM810SPANC)
・角層膜厚・水分計(ASA-M1)
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