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♣ 髪の毛のキューティクル ♣
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ビジュアル解析
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髪の毛の構造...
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◆キューティクルとは...
キューティクルは髪の表皮にあたる組織で、魚のウロコのようなカタチをしています。髪が柔軟に曲がるのはこの形状のためです。キューティクルが密で、ととのっている状態の毛髪が健康な姿なのです。なお、キューティクルは、健康毛でもひとりひとり違うため、指紋と同様に1本の髪から誰のものであるかを判定できます。
また、キューティクルには髪の水分を保持する役目があります。キューティクルが壊れると髪は水分を保持できなくなって光沢と柔軟性を失います。一旦壊れたキューティクルは再生できません。
ビジュアル解析例
※光学顕微鏡(ECLIPSE E600)
◆比較的健康な髪(400倍画像)
黒髪
茶髪
白髪
◆ダメージヘア(400倍画像)
枝毛
裂け毛
折れ毛
キューティクルが剥がれ、
裂けてしまっています。
キューティクルが裂けてしまい、
切れ毛寸前です。
内部の繊維ごと折れてしまい、
切れる寸前です。
痛んだ髪
痛んだ髪
完全にキューティクルは失われ、
中の繊維がむき出しの状態。
キューティクルが所々剥がれ、
中の繊維が出てきている状態。
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◆髪の毛の構造...
髪の毛は、束になった細かい繊維がキューティクルによって束ねられています。
髪は、細胞が角質化して生じたもの(すなわち、死んでいる組織)なので、 このキューティクルも髪同様に死んでおり、はがれると同じ場所からは二度と 再生することはありません。
この部分が痛んではがれ落ちると、コルテックスに含まれているタンパク質や 水分が逃げ、細い繊維が束ねられずにバラバラになります。この状態になると、 髪がパサパサになったり、切れ毛、枝毛、裂け毛が起こります。
光学顕微鏡によるキューティクル解析
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